私たちロータリーは世界で120万人以上の会員(ロータリアン)から成り、誕生当初より「I serve(アイ・サーブ:私は奉仕する)」を主として活動している団体です。
全てに渡って個人の自発的な意思と責任を尊重し、多様性を重んじ、『私は奉仕する(I serve)』(自己の責任と判断において、職業奉仕など5大奉仕をしよう)という考え方が基本となっています。
1976~77年度国際ロータリー理事会で採択されたロータリーの定義
「ロータリーとは⼈道的な奉仕を⾏い、あらゆる職業に於いて⾼度の道徳的基準を守ることを奨励し、かつ、世界に於ける親善と平和の確⽴に寄与することを⽬指した実業⼈及び専⾨職業⼈が世界的に結びあった団体である。」
1905年にシカゴで創設されたロータリーでは、110年以上、さまざまな職業をもつ⼈や市⺠のリーダーが「世界を変える⾏動⼈」となり、その経験と知識を⽣かして社会奉仕活動や⼈道的活動に取り組んできました。変化を⽣み出すロータリーの⼒の源となり、中核を成すのは、世界35,000以上のクラブで活動する120万⼈の会員です。
ロータリーの会員は「ロータリアン」と呼ばれ、クラブで奉仕と仲間との友情を⼤切に育みながら、アイデアを出しあい、地元での草の根の活動から、⼤規模な世界的活動まで、幅広く取り組んでいます。
識字率向上、平和構築、⽔と衛⽣の改善など、幅広い分野で持続可能な影響をもたらすために、ロータリーの会員は毎⽇、世界のどこかで活動しています。
ロータリーは、 ロータリークラブ、国際ロータリー、ロータリー財団 の3本の柱で⽀えられています。
これらが⼀体となって、世界中の地域社会に持続可能な変化を⽣み出しています。
ロータリーの中核を成すのは、奉仕と友情を⼤切にする会員です。
ロータリークラブの会員はロータリアンと呼ばれ、クラブで仲間との友情を育みながら、アイデアを出しあい、地域の⽅々とともに草の根の活動をしています。
ロータリークラブ
世界各地のロータリークラブとローターアクトクラブは地元に根ざして活動しています。クラブの会員(通称「ロータリアン」)は、交流やランティア活動を通じて視野を広げ、会員同⼠の友情や地域社会との絆を培っています。国際ロータリー
ロータリーは、クラブでの草の根の活動に加え、世界的なプログラムやキャンペーンも⾏っています。これらの取り組みをサポートするために、国際ロータリーが情報、資料、⽅針、リソースをクラブに提供しています。ロータリー財団
地元での社会奉仕活動からグローバルな取り組みまで、ロータリーの⼈道的プロジェクトへの補助⾦や奨学⾦を提供しています。
ロータリーの⽬的は、意義ある事業の基礎として奉仕の理念を奨励し、これを育むことにある。
具体的には、次の各項を奨励することにある。
ロータリーの哲学を端的に表現し、職業奉仕の理念の実⾏に役⽴つものとして、四つのテストがあります。
当クラブでは例会時「4つのテスト」の唱和を⾏っております。
ロータリアン(ロータリー会員)が⽣活や仕事の場⾯で常に覚えておくべき4つの問い「4つのテスト」は政治や宗教に関係なく、倫理的指針となり、100カ国語以上に翻訳されています。
シカゴのロータリアンで、後にロータリー創始50周年(1954−55)に、国際ロータリー会⻑を務めたハーバートJ. テーラーが、1932年の世界⼤恐慌のときに考えたもので、商取引の公正さを測る尺度として、以後、多くのロータリ アンに活⽤されてきました。
真実かどうか Is it the truth?
「嘘偽りがないかどうか」という意味です。みんなに公平か Is it fair to all concerned?
通例の和訳では「みんなに公平か」になっていますが、直訳すれば、「すべての取引先に対して公平かどうか」を意味します。ビジネスにおいて、明⽩で公正な取引を⾏っているかという投げかけになるでしょう。好意と友情を深めるか Will it build goodwill and better friendship?
“goodwill”は好意とか善意を単に表す⾔葉ではなく、商売上の信⽤や評判を表すと共に、店の暖簾や取引先を表します。すなわちその商取引が店の信⽤を⾼めると同時に、よりよい⼈間関係を築き上げ、取引先を増やすかどうかを問うものです。みんなのためになるかどうか Will it be benefical to all concerned?
“Benefit”は「儲け」そのものを表す⾔葉です。ただし売り⼿だけが儲かったり、また買い⼿だけが得をしたのではなく、すべての取引先が適正な利潤を得るかどうかを問いかけています。ロータリアンとして、私は以下のように⾏動する。
(2019年1⽉ RI理事会決定119号)